オルゴールの種類 |
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種類
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オルゴールには、大きく分けてディスク式とシリンダー式の2種類があります。一般にシリンダー式の方が広く知られています。
ディスク式オルゴールディスク式オルゴールは19世紀の終わりに発明され、レコード盤の原型となりました。
ディスク式オルゴールがシリンダー式オルゴールより優れていると言う点から、オルゴールムーブメントを製造する工場に最初の重大な転機がもたらされました。今日、アメリカや日本に住む多くのオルゴールコレクターたちは、機械式楽器の中でもこの特定のタイプに大きな関心を寄せています。 1986年、スイスのリュージュ社は、ディスクムーブメントの生産で世界的に名高いトーレンス社の製造技術を買収しました。 最も一般的なディスクは30弁タイプですが、41弁タイプのディスクも製造されています。(詳しくは「ディスク式オルゴール」のページをご覧ください。)
シリンダー式オルゴール
基本となるムーブメント シリンダー式オルゴールの中で最も小さなムーブメントは17弁1曲入りで、キーチェーンや時計に使われています。 その次に小さいムーブメントは18弁1曲入りで、小さな箱型オルゴールや宝石箱に用いられます。弁の数は17弁のムーブメントと1つしか変わりませんが、17弁のムーブメントよりもかなり大きなサイズで値段も安いです。17弁のムーブメントで使われる小型化の技術はとても難しい技術であることがわかります。 28弁1曲入りのムーブメントも時々見かけます。これもほとんどは宝石箱に用いられています。 36弁1曲入りのムーブメントはより高価な宝石箱や、宝石を入れる間仕切りのない箱型オルゴールに用いられます。 50弁1曲入りのムーブメントはほとんど全てが箱型オルゴールに用いられます。
ムーブメントを交換できるタイプでは、次の曲を演奏するために、櫛歯が次の曲のピンの位置に合わせられるように、シリンダーが外側に動く仕組みがついています。全ての曲が再生されると、シリンダーは自動的に最初の位置に戻ります。 36弁2曲入りや36弁3曲入り、50弁3曲入りなどのムーブメントは既にリュージュ社では廃番となっていますが、小売店などではまだ入手できるかもしれません。 50弁3曲入りのムーブメントは72弁3曲入りのムーブメントほど一般的ではなく、全世界のオルゴール愛好家から支持されています。 144弁3曲入りのムーブメントは72弁3曲入りの櫛歯を横に並べた構造をしています。
144弁4曲入りのカーテルオルゴールは既述のムーブメントに比べかなり複雑な構造をしています。中型〜大型サイズのアンティークオルゴールはたいていこのカテール式です。
5つの交換用シリンダーを入れ替えて、曲を聴くタイプのオルゴールです。交換用シリンダーは追加で購入できません。他のタイプのシリンダー式オルゴール同様、購入時に楽曲も選ぶ必要があります。(大抵楽曲セットは2種類のうちから選べます。) 一般的なサイズは、50弁1曲入りのシリンダーが5本ついた5曲入りタイプと、72弁3曲入りのシリンダーが5本ついた15曲入りタイプです。 144弁20曲入り(144弁4曲入りシリンダーが5本)のような巨大なオルゴールも入手できますが、相応の高値がつき、また、通常は、限定版として生産されます。
オルゴールの曲についてオルゴールは、ムーブメントの大きさによって17秒、24秒、36秒、50秒間再生します。それゆえ、一番特徴的なパートを抜き出してオルゴールの曲に編曲する必要があります。編曲は、音楽の知識とオルゴールムーブメントを熟知したプロの音楽家が行いますが、とても骨の折れる仕事です。
良い音を楽しむために良い音を楽しむために、オルゴールを耳から30cmの位置に置き、(特に湿気の多い場所、埃っぽい場所では)ガラス製の蓋を閉めた状態で再生させてください。 蓋や引き出しの開閉により、音量や音色を変えることができます。(引き出しは交換型シリンダー式オルゴールにのみ存在します。)その他にはオルゴールを置く場所も、音の違いが現れる要因です。一般的には木製の物の上が良いとされていますが、ご自分で最も良い場所を探してみるのも良いでしょう。
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オルゴールの値段オルゴールの値段を査定して欲しいと言う依頼を多く頂きますが、そのような依頼は応じかねますので、お断りさせていただいております。 申し訳ありませんが、オルゴールの値段を見積もるための情報をいくつか挙げておきますので、それらをご参照ください。 しかし、ここでの値段はスイス国内での概算値です。スイス以外の国では、若干異なるかもしれません。
オルゴールの値段に影響する要因 :
ブランド名 : スイスのブランドでは、リュージュ、クエンデー(Cuendet)、トーレンス、ジャケ・ドロー(Jacquet & Droz)などが有名です。 アジア製は、かなり値段が下がります。ムーブメントにブランド名の記載がない場合、アジア製の可能性が高いです。 ブランド名としては大抵の場合ムーブメントの製造メーカーのみ書かれていますが、通常外箱の製造メーカーはムーブメントの製造メーカーと異なります。 それゆえ、いろんな種類の外箱が存在するため、多くの場合外箱の製造メーカーを特定するのは困難です。 リュージュは最も良く知られたオルゴールブランドで、幅広い種類のムーブメントを提供しています。 ロマンスというブランド名のムーブメントもリュージュ社が製造しています。しかし、外箱と組み合わせてオルゴールとして完成させるのは、リュージュ社ではなく我々のような第三者です。2004年より、リュージュ製品も、低価格帯のものは「ロマンス」の名で呼ばれるようになります。
ムーブメントの大きさ : 以下は、リュージュ製ムーブメントの概算価格です。 18弁の小さなムーブメントであれば、ムーブメントは$20(US)以下と判断されるため、価値はほとんど外箱で決まります。 外箱がシンプルな木製のムーブメントであれば、ムーブメントと外箱を合わせて約$40(US)、象眼模様が施されていれば、$60(US)以上でしょう。 36弁1曲入りのオルゴールは$120(US)以上です。36弁1曲入りの大きな宝石箱であれば$600(US)に上ることもあります。 72弁3曲入りのオルゴールで$650(US)以上、もっと複雑なものになると$1500(US)ほどにもなります。 これ以上大きなムーブメントはその大きさに応じて価格も上がります。 一般的に、カーテル式ムーブメントは普通のシリンダー式に比べて大幅に高値がつきます。
外箱 : 最も安価なのは、アクリル板でできた外箱です。シンプルな木製の外箱も最も安価な部類です。一方、象眼模様が施されている外箱やクリスタルガラス製の外箱は、もう少し値が上がります。象眼模様の外箱はスイス以外のヨーロッパの国で作られています。 模様が複雑になればなるほど高価になります。イタリア南部のソレント地方で作られた外箱が一般的で、イタリア北部やスイス製の外箱に比べると値が劣ります。アンティークオルゴールがいつも現代のオルゴールより高価なわけではありません。例えば製造過程で手作業がふんだんに入ると現代のオルゴールの方が高価になります。
外箱とメカ部の状態 : 上述の判定基準に加えて、外箱やメカ部の状態が値段を大きく左右します。当然のことながら、傷のあるオルゴールはまったく傷のないオルゴールに比べてかなり安価になります。ムーブメントの修理が必要な場合、144弁4曲入りなどの大きなムーブメントは$2000〜$3000くらいかかるでしょう。 また、オルゴールの生まれ故郷であるスイスでさえも、このような繊細な仕事ができる人は年々少なくなっています。
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